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トヨタ「アクア」約1.4万台をリコール…後部座席ベルトが乗員保護性能を満足しないおそれ

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トヨタ「アクア」約1.4万台をリコール…後部座席ベルトが乗員保護性能を満足しないおそれ

トヨタ自動車は「アクア」の後部座席ベルトに不具合があり、乗員保護性能を満足しないおそれがあるとして、2023年10月18日、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは、2023年1月16日~2023年3月6日に製造された14,667台と、交換修理用部品として出荷し、組み付けられた可能性がある、車両が特定できないものの一部。

今回リコールの対象となるのは、以下の通り。

・2023年1月16日~2023年3月6日に製造された「アクア」14,667台
・交換修理用部品「シートベルト右」「シートベルト左」として出荷し、組み付けられた可能性がある、車両が特定できない6個

不具合の箇所は、座席ベルト(巻取装置)。後部座席ベルトにおいて、巻取機構内部品の製造管理が不適切なため、誤った仕様のシャフトを組み付けたものがある。そのため、衝突等でフォースリミッタが作動した際、ベルト引き出し量が意図せず増加して、乗員保護性能を満足しないおそれがあるとのこと。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。仕入先からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の左右の後部座席ベルトの製造番号を点検し、該当する場合は良品と交換する。使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載するという。

リコール等情報|トヨタ自動車

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