マツダ、コンパクトスポーツカーコンセプト「MAZDA ICONIC SP」を世界初公開
コンパクトでレイアウトの自由度が高い2ローターRotary-EVシステムを採用し、走りの良さを想起させる低重心のプロポーションを実現したスポーツカー。
水素などさまざまな燃料を燃やせる拡張性の高いロータリーエンジンを活用し、カーボンニュートラル燃料で発電する。搭載バッテリーは、再生可能エネルギー由来の電力で充電されると、実質カーボンニュートラル燃料での走行ができる。
2ローターRotary-EVシステムが発生する高出力と、低重心なプロポーション、50：50前後重量配分により、優れた運動性能を実現。スポーツカーでありながら、屋外のレジャーを楽しむときや災害時の電力供給ができる。
外板色は、「赤を大切にしたい」という同社の想いをもとに、「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」という企業理念を重ね合わせて創ったコンセプトカラー「VIOLA RED（ヴィオラ・レッド）」。鮮やかな発色を追求すると同時に、造形を際立てさせる陰影感を生み出すことを目指したという。
ボディサイズは4,180×1,850×1,150mm（全長×全幅×全高）で、ホイールベースは2,590mm。パワーウェイトレシオは3.9、最高出力は370PS、車両重量は1,450kg。
