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ハーレーダビッドソンジャパン「ローライダーST」など8車種5,300台をリコール…走行中に転倒するおそれ

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ハーレーダビッドソンジャパン「ローライダーST」など8車種5,300台をリコール…走行中に転倒するおそれ

ハーレーダビッドソンジャパンは、ローライダーSTなど8車種のリアショックアジャスターマウントボルトに不具合があり、走行中にバランスが取れなくなり、転倒するおそれがあるとして、2023年11月21日、国土交通省にリコールを届け出た。リコールの対象となるのは、2017年6月28日~2023年7月11日に製造された5,300台と、アクセサリー部品として出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できないものの一部。

今回リコールの対象となるのは以下の通り。

1.2017年6月28日~2023年7月11日に製造された8車種5,300台
・デラックス
・ヘリテイジクラシック
・ヘリテイジクラシック S
・ヘリテイジクラシック S アニバーサーリー
・ヘリテイジクラシック アニバーサーリー
・ローライダー S
・ローライダー ST
・ローライダー エルディアブロ

2.2017年10月31日~2023年11月2日にアクセサリー部品のプロファイルロー・リアサスペンション、トールリアショックとして出荷し、組み付けられた可能性がある車両が特定できないもの88個

不具合の箇所は、リアショックアジャスターマウントボルト。リアショックアジャスターマウントボルトの強度が十分でないため、車両の振動により破断することがある。そのため、リアショックアジャスターが脱落しリアタイヤと接触することで、リアタイヤのトレッド面が削れ、タイヤ空気圧が低下し、走行中にバランスが取れなくなり転倒するおそれがあるという。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリアショックアジャスターボルトを対策品に交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌にも掲載する。改善実施済車には、車台番号打刻1桁目の下に白色ペイントを塗布する。

リコール・サービス キャンペーン情報|ハーレーダビッドソンジャパン

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