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アウディ、R8の日本向け最終モデル「クーペ ジャパン ファイナル エディション」発表。8台限定販売

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アウディ、R8の日本向け最終モデル「クーペ ジャパン ファイナル エディション」発表。8台限定販売

アウディ ジャパンは12月14日、スポーツクーペ「Audi R8」の日本市場における最終限定モデル「Audi R8 Coupe Japan final edition(ジャパン ファイナル エディション)」を8台限定で発売した。

Audi R8はアウディのレーシングスポーツグレードRSモデルを開発・製造・販売するAudi Sport GmbHが手がけているシリーズ。今回R8の生産を終了するにあたり、8台のみの限定モデルとして日本市場向けに発売した。

ベースモデルは「Audi R8 Coupe V10 performance 5.2FSI quattro S tronic」。搭載している自然吸気高回転型5.2リッターV型10気筒エンジンは、最高出力620PS、最大トルク580Nmを発揮。7速Sトロニックトランスミッションはquattro四輪駆動と組み合わせ、0-100km/h加速は、メーカー測定値3.1秒を記録している。サスペンションには、走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを実現するアウディ マグネティックライドを搭載した。

「自然吸気高回転型5.2リッターV型10気筒エンジン」

エンジンユニットは、モータースポーツのテクノロジーを反映。大きな特徴は、最大8,700rpmまで回る高回転型エンジンであること、搭載位置を低くすることができるドライサンプ潤滑システムを採用している点。V10エンジンのバンク角は90度、クランクシャフトは左右のバンクで共通のクランクピンを使用し、点火タイミングは54度と90度の不等間隔となっている。1-6-5-10-2-7-3-8-4-9の点火順序により、独特な脈動とこのエンジン独自のサウンドを生み出す。最高回転数の8,700rpmでは、ピストン速度が平均26.9m/sに達し、当時のF1マシンのエンジンを凌ぐ数値を記録した。

日本市場限定で販売することから、車両のデザインには日本の美的センスを融合させている。ボディカラーにはアイビスホワイトマットを採用し、セラミックブレーキのグロスレッドキャリパーとの組み合わせは、紅白の華やかさをイメージしている。タイヤ周りには金色に見立てたマットブロンズポリッシュトのAudi Sport製20インチ5エヴォスポークデザインのアルミホイールを装備。白・赤・金という日本の伝統に通じる3色をさりげなく組み合わせている。

Audi Sport製「20インチ5エヴォスポークデザインアルミホイール」
「Audi R8 Coupe Japan final edition」の運転席

Audi R8は、2007年日本にて初代が発売されて以来、モータースポーツのテクノロジーの進化を乗用車にも反映させてきた。日本最終限定モデルを発売するにあたり、アウディジャパンから成約者にシャシーナンバーを刻印したメタルポートレートフレームを作成。メモリアルディスプレイプレートとしてオーナーに贈呈する。

価格は3,508万円。

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