ウィラーとティアフォー、自動運転を活用した新しいモビリティサービスの創造に向け連携
WILLER(ウィラー)とティアフォーは11月2日、自動運転を活用した新しいモビリティサービスの創造に向け、連携を開始したと発表した。
両社は、サステナブルな地域交通を創造するため、新たに導入する自動運転バスと、既存の地域交通や福祉・教育分野等の地域事業者が提供する域内移動サービスを連携させ、地域交通全体の利便性を高めることで住民の行動変容を促し、移動総量の増加による地域経済の活性化を目指す。
ウィラーは社会課題を解決するモビリティサービスの開発、遠隔監視含めたオペレーションシステムの開発、アプリ開発等を担い、ティアフォーは2023年10月に道路運送車両法のレベル4認可を取得した自動運転システムの技術、ノウハウを活用した自動運転車両を提供する。
2023年度は、国土交通省の令和4年度「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業) 」に採択された秋田県大館市、新潟県佐渡市、鳥取県鳥取市において実証実験を実施予定。閑散バス路線を自動運転バスに置き換えることによるニーズや課題を検証し、ビジネスモデルを創造していく。
これらの地域での課題検証を踏まえ、2025年度には約10エリアでの実用化を目標とする。