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BMW「X3 M40d」2台をリコール…エンジンが再始動せず、惰性走行が続くおそれ

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BMW「X3 M40d」2台をリコール…エンジンが再始動せず、惰性走行が続くおそれ

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、X3 M40dのスタータージェネレーターに不具合があり、エンジンが再始動せず惰性走行が続き、警告灯が点灯しない等の不具合が発生するおそれがあるとして、2023年12月4日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年5月24日~2022年10月5日に製造された2台。

不具合の箇所は、スタータージェネレーター。スタータージェネレーターにおいて、製造工程が不適切なため48Vケーブルがエンジンルーム内のボディアースポイントに正しくボルト固定されていないものがある。そのため、エンジンスタートストップシステムの機能が正しく作動しなくなることがあり、以下の不具合が発生するおそれがあるという。

1.アクセル操作OFFかつエンジン停止状態の走行から、再度加速しようとアクセルペダルを踏み込んだ際に、エンジンが再始動せず惰性走行が続き、警告灯が点灯しない。
2.ボディアースポイントの接触抵抗が大きくなり、固定ボルトが過熱しその周辺に焼痕が残る。

改善措置として、全車両のスターターとオルタネーター廃線のグラウンド用ナットを点検し、必要に応じて修正する。作業完了車は、左フロントドアロアヒンジ取り付けボルトの下側の頭に黄ペンを塗布する。

リコール等情報一覧|ビー・エム・ダブリュー

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