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三菱「エクリプスクロス」など3車種約3.6万台をリコール…エンストや走行不能に至るおそれ

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三菱「エクリプスクロス」など3車種約3.6万台をリコール…エンストや走行不能に至るおそれ

三菱自動車工業は、エクリプスクロスなど3車種の燃料ポンプに不具合があり、燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、ガソリン車は走行中エンストに、PHEV車は走行不能に至るおそれがあるとして、2024年1月26日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年7月3日~2019年10月31日に製造された36,769台と一部の交換修理用部品。

今回リコールの対象となるのは、以下の通り。

・2017年7月3日~2019年10月31日に製造された、三菱 エクリプスクロス、アウトランダー PHEV、アウトランダーの3車種36,769台
・2013年1月10日~2017年2月14日に製造され、交換修理用部品が組み付けられた可能性がある、三菱 アウトランダー PHEV、アウトランダーの2車種15台
・2017年7月11日~2020年9月24日に、交換修理用部品のポンプ&ゲージASSY、フューエルタンクとして出荷し、組み付けられた車両が特定できない37個

不具合の箇所は、燃料装置(燃料ポンプ)。燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成型条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、ガソリン車においては走行中エンストに至り、PHEV車においてはバッテリー残量が無くなり、走行不能となるおそれがあるという。

これまでに不具合が19件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の燃料ポンプモジュールの製造番号を確認し、対象のものは、燃料ポンプを対策品と交換する。部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌と自社のホームページにも掲載する。

リコール情報|三菱自動車

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