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テラチャージ、インドEVタクシー事業者と提携。専用充電ステーション設置で市場を加速

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テラチャージ、インドEVタクシー事業者と提携。専用充電ステーション設置で市場を加速

テラチャージのインド子会社Terra Motors Charging Solution(以下、テラチャージ・インド)は3月1日、インドでEVライドシェアタクシー事業を展開するRove Cabs社(ロブキャブス)と、業務提携契約を締結した。専用充電ステーション設置し、EVエコシステムの拡大につなげる。

ロブキャブスはインド配車アプリ大手Ola(オラ)と事業独占契約を結び、2023年6月にスタートしたプレミアムライドシェアサービス「Ola Prime Plus(オラプライム プラス)」向けにタクシーサービスを提供し、インド1級都市と4都市で事業を展開している。全車両に社内カメラを設置し、トラブル発生時の迅速な対応体制を構築するとともに、トラブルの事前予防を徹底することで、安全で高品質なサービスの提供を行う。

今回の提携により、ロブキャブスの充電インフラ開発は、テラチャージ・インドとのパートナーシップのもと事業進捗に合わせて進められる。インドの1級都市であるバンガロール、グルガオン、コルカタ、プネ、ハイデラバード、チェンナイに加え、デリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバードにEVタクシー専用の充電ステーションが設置される。

第1弾として、インドの首都ニューデリー近郊のガジアバードに、3.3kWの低速充電器70基、82kWのDC急速充電器1基を備えた先進的充電ステーションをオープン。テラチャージは、国内の電気自動車の約99%に対応するCCSタイプ2規格の充電器を導入する。目標設置数は180基で、順次拡大予定。

ロブキャブスとオラによるEVタクシー導入予定車体数は5000台(ムンバイ1000台、バンガロール2000台、ハイデラバード1000台、デリー1000台)。テラチャージ・インドは導入されるEVタクシーに対し、より信頼性の高い充電サービスの提供を行っていく。

同提携により、テラチャージは、ロブキャブスの広範なネットワークと顧客ベースを活用でき、充電ステーションブランド認知拡大と事業拡大が可能になるという利点がある。特に電気料金の安い地域全体で持続的なモビリティ・ソリューションが発展することによって、ロブキャブス車両の新規顧客獲得に繋がり、事業成長にも貢献できると見込む。2030年までに年平均成長率47%で成長すると予測されるEV充電器市場において、テラチャージ・インドの存在感を高めていきたいとしている。

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