リアドライブシャフトワッシャーの不具合。プジョー「3008 HYBRID4」など482台をリコール
ステランティスジャパンは、プジョー 3008 HYBRID4など2車種のリアドライブシャフトのワッシャーにおいて、製造時の装着位置が不適切なため、ABS警告灯が点灯し機能が停止するおそれがあるとして、2023年4月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年12月7日~2022年6月23日に輸入された482台。
今回リコールの対象となるのは、2020年12月7日~2022年6月23日に輸入されたプジョー 3008 HYBRID4、DS DS 7 クロスバック E-TENSEの2車種482台。
不具合の部位は動力伝達装置(リアドライブシャフトワッシャー)。リアドライブシャフトのワッシャーにおいて、製造時の装着位置が不適切なために使用過程で破損し、ABS センサーと接触するおそれがある。このため、異音が発生すると共にABS 警告灯が点灯、「ABS 故障」メッセージが表示され、ABS 機能が停止するおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は2件発生しているが、事故は起きていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のワッシャーを対策品に交換する。また、使用者には、ダイレクトメール等で通知するという。