スズキ、インドで四輪車累計生産3,000万台を達成

マルチ・スズキ社は、前身であるマルチ・ウドヨグ社が1983年12月に生産を開始し、これまでに「マルチ800」に始まり、「オムニ」「ジプシー」「アルト」などを生産してきた。

現在では、同社のグルガオン工場とマネサール工場に加え、スズキ・モーター・グジャラート社のグジャラート工場の3拠点で、小型車「ワゴンR」、「スイフト」「バレーノ」や、SUV「ブレッツァ」「フロンクス」など16車種を生産している。40年4カ月で累計3,000万台を達成し、日本の55年2カ月を抜き、最速記録となった。

年間生産能力は225万台。今後は、インドにおける四輪市場拡大に備え、2025年にハリヤナ州のカルコダ新工場、2028年度にグジャラート州のグジャラート新工場を稼働し、2030年度までに年間生産能力約400万台を目指す。