マセラティ「グレカーレ」782台をリコール…保安基準抵触のおそれ
マセラティジャパンは、グレカーレのインストルメントクラスターに不具合があり、保安基準に抵触するおそれがあるとして、2024年3月13日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年9月30日~2023年8月23日に輸入された782台。
不具合の箇所は、インストルメントクラスター。
インストルメントクラスターのソフトウェアが不適切なため、イグニッションをオンにした際に、速度計の単位がkm/hからmphに切り替わることがある。その結果、保安基準に抵触するおそれや、パークアシスト警告が瞬間的にインスト上に誤表示される可能性があるほか、ターンシグナル作動時にもビープ音の電気ノイズが発生する。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のインストールメントクラスターのソフトウェアを対策プログラムに書き換える。
使用者には電話やダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。