川崎市、アイサンテクノロジーらと協議会設立。自動運転バスのレベル4実現に向け
神奈川県川崎市は4月5日、アイサンテクノロジーら6社と共同で自動運転バスのレベル4実装に向けた「川崎市自動運転実装推進協議会」を設立した。
川崎市では、運転手不足の影響などから、路線バスの減便が相次いでおり、市民生活への影響や都市の利便性が低下する懸念を抱えている。今回、持続可能な地域交通環境の形成に向け、都市部における自動運転バスの実装を目的として同協議会を設立。川崎鶴見臨港バス、A-Drive、アイサンテクノロジー、京三製作所、ティアフォー、損害保険ジャパンが参画した。
川崎市が事業主体となり、川崎鶴見臨港バスは運行事業、A-Driveは自動運行バスの運行支援、アイサンテクノロジーは3次元地図の作成、京三製作所は信号協調システム、ティアフォーは車両開発、損害保険ジャパンはリスクアセスメントをそれぞれ担当する。
走行ルートや走行期間などについては、今年夏頃の発表を予定している。