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三菱自動車、2023年度フィリピン販売台数が過去最高を記録。前年度比34%増

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三菱自動車、2023年度フィリピン販売台数が過去最高を記録。前年度比34%増

三菱自動車は4月23日、2023年度のフィリピンにおける小売販売台数が前年度比34%増となり、過去最高台数を記録したと発表した。

同社の2023年度のフィリピンにおける小売販売台数(速報値)は、8万1,473台。前年度比34%増、2017年度以来の過去最高台数となった。

持続的に需要のあるコンパクトセダン「ミラージュG4」の販売が大幅増となったほか、MPVでトップシェアとなった「エクスパンダー」、1月に投入した新型「トライトン」が販売台数を伸ばした。フィリピンの自動車市場全体で見ると、同社の市場シェアは18.5%(同社調べ)。前年度比2.3ポイント増となった。

同社は、2023年3月に発表した中期経営計画「Challenge 2025」の中でアセアン地域を「成長ドライバー」と位置づけており、経営資源を集中させるほか、多くの新モデルを投入することで、販売・収益の拡大を目指している。中でも、フィリピンの自動車市場は人口の増加と高い経済成長率とともに拡大し続けていることから、中期的にも持続的に力強く成長することが見込める。

4月9日には、フィリピン証券取引所上場の商業銀行と、同社を専門に取り扱う販売金融会社「三菱自動車ファイナンスフィリピン」を2025年度に設立することで合弁契約を締結。同社は今後、セキュリティバンクが持つ豊富な販売金融商品などを通じて、さらなる販売拡大を目指す。

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