トヨタ、日本企業初の営業利益5兆円を突破。売上高は45兆円超え
トヨタ自動車は5月8日、2024年3月期決算を発表し、営業利益が前期比約96%増の5兆3,500億円余りとなったことを明らかにした。
同社の決算報告によると、グループ全体の営業収益(売上高)は前期比21.4%増の45兆953億円となり、過去最高を更新。営業利益は前期比約96%増の5兆3,529億円と、日本企業で初めて5兆円を突破した。ハイブリッド車を中心に国内外での自動車販売が好調であったことや、年明け以降の円安などの要因により、今年2月に発表した予想値を大幅に上回った。
同社は来年3月期の業績予想も公表し、売上高が2.0%増の46兆円、営業利益は19.6%減の4兆3,000億円、純利益は27.8%減の3兆5,700億円を見込んでいる。