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ティアフォー、都内でロボットタクシーのサービス実証。11月からの事業化を目指す

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ティアフォー、都内でロボットタクシーのサービス実証。11月からの事業化を目指す

ティアフォーは5月20日、東京都内の限定区画で自動運転レベル4水準のロボットタクシーによるサービス実証を行うと発表した。2024年11月から交通事業者と共同で事業化を目指す。

ティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンとし、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を手掛けている企業。自動運転システムの社会実装を目指している。

今回は、同社が参画する「令和6年度 臨海副都心における自動運転技術を活用したサービス構築に関するプロジェクト」の一環として、東京都が主催する国際イベント「SusHi Tech Tokyo 2024」と連携し、来場者にロボットタクシーの体験機会を提供する。

実施ルートは、東京テレポート駅と日本科学未来館の2拠点間を走行し、自動運転タクシーによる予約配車システムを用いた走行と、少人数でのオンデマンド輸送に対応するタクシータイプ車両の運行による来訪者の回遊性向上、エリア内の賑わい創出に対する効果を検証する。

実験車両には、トヨタ自動車製「JPN Taxi」を使用。同車両は、Autowareを搭載し、自律判断して走行を制御できるタクシータイプの自動運転車両。高精度三次元地図と3D-LiDARによるセンシング結果を用いて自己位置を推定するシステムを搭載している。実施期間は、4月27日~5月10日と5月17日~5月22日。毎週月曜日と火曜日は運休。

今後は、今回の実証と同じエリア区画内でサービス実証を継続し、2024年11月からの事業化を目指して交通事業者との協議を進める。

将来的には、ロボットタクシーの運用エリアを拡大し、従来のタクシー配車が困難な時間帯および経路を主な対象として、安全性と可用性を両立した商用サービスを計画しており、2025年にはお台場を含む東京都内の3カ所、2027年には都内全域でのサービス提供を目指している。

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