BMW「X1 xDrive20d」1台をリコール…後部座席中央の搭乗者が負傷するおそれ
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、X1 xDrive20dの後部座席中央のヘッドレスト用ガイドスリーブに不具合があり、後部座席中央の搭乗者が負傷するおそれがあるとして、2024年6月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年8月29日に製造された1台。
不具合の箇所は、後部座席中央のヘッドレスト用ガイドスリーブ。製造管理が不適切なため、バックレストフレームに正しく溶接されていない部品が組み付けられている。衝突等の衝撃によりバックレストフレームからヘッドレスト用ガイドスリーブが外れ、後部座席中央の搭乗者の頭部や頚部の後傾を抑止できず負傷するおそれがある。
改善措置として、左後部座席のシート フレームを良品と交換する。作業完了車は、左リヤドア下側のロアヒンジ取り付けボルトの頭に白ペンを塗布する。