ヤマハ発動機、産業用機器でグリーン鋼材「JGreeX」を国内で初採用。マスバランス方式のグリーン鋼材を表面実装機に適用
ヤマハ発動機は、表面実装機(サーフェスマウンター)の外装部品の一部に、JFEスチール製のグリーン鋼材「JGreeX(ジェイグリークス)」の採用を決定し、2024年10月以降に出荷される2機種から適用を開始することを発表した。産業用機器における「JGreeX」の採用は国内初となる。
「JGreeX」は、JFEスチールのCO₂排出削減技術により創出した削減量を、マスバランス方式を適用して任意の鋼材に割り当てることで、鉄鋼製造プロセスにおけるCO₂排出量を大幅に削減したグリーン鋼材である。ヤマハ発動機は、表面実装機「YRM20」「YRM20DL」の外装部品の一部に「JGreeX」を採用し、今後、産業用機器製品の領域においてもグリーン材の適用範囲を拡大していく計画としている。