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ホーソー・テクノロジー、最大回転数「18000RPM」のEVトラック用高出力モーターを展示。超大型自動運転ミキサー車も一挙公開|第3回 オートモーティブ ワールド【秋】-クルマの先端技術展-

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ホーソー・テクノロジー、最大回転数「18000RPM」のEVトラック用高出力モーターを展示。超大型自動運転ミキサー車も一挙公開|第3回 オートモーティブ ワールド【秋】-クルマの先端技術展-

2024年秋、幕張メッセで開催された第3回 オートモーティブ ワールドの会場で巨大なモーターの展示が目を引いた。建設機械やトラックなど、商用車のEV化ソリューションを提供するホーソー・テクノロジー株式会社のブースである。ほかにも目玉の1つとして、遠隔操作や自動運転が可能な「スマートミキサー車ソリューション」が展示されていた。事業対象を商用車に絞った背景やサービスの特徴について、展示担当者の張 皓嵐 氏にうかがった。

TEXT&PHOTO :石原健児
主催:RX Japan株式会社

商用車をターゲットにガソリン車をEV化

ホーソー・テクノロジー株式会社は2016年に設立され、東京都江東区に本社を構えている。システム開発や産業車両パーツの販売からスタートし、現在ではAI・IoT 技術を活用したサービスも提供している。「今回の展示会ではトラックや建設機械、農業機械など、商用車向けのEV化ソリューションを提案しています」展示担当者の張 皓嵐 氏は語った。

SDVソリューションの講演も行われていた

商用車にターゲットを絞った理由について、張氏は「商用車の方がコスト面などでユーザーのメリットが大きいからです」と説明した。企業とユーザー双方がwin-winの関係となるこの選択は納得の理由だ。開発をスタートした背景には、環境負荷軽減の側面もある。「企業から、環境負荷を減らしたい、という声が寄せられていました」と、開発のきっかけを語った。

最大回転数「18000RPM」8種類のモーターユニットなど幅広い機器を提供

著者
石原健児

取材ライター。
1966年東京生まれの北海道育ち。大学卒業後、イベント関連企業、不動産業を経て印刷業へ。勤務先のM&A・倒産をきっかけに2016年からライター業を始める。医療系WEB媒体、ビジネス誌「クオリタス」などで活動。医師、弁護士、企業経営者、エンドユーザーなどを対象に取材してきた。総取材人数はだいたい1500人。就学前までに自動車や転落事故で「九死に二生」位は得ていると思う。最近好きな言葉は「生きてるだけで丸儲け」。

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