クボタ「M7-171」など8車種299台をリコール…後退灯が点灯せず保安基準不適合
クボタは、M7-171など8車種の後退灯において、CVTトランスミッション制御システムの仕様が不適切なため、特定の条件下で後退灯が点灯せず、保安基準に適合しないとして、2024年11月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2015年7月28日~2023年8月24日に製造された299台。
今回リコールの対象となるのは、2015年7月28日~2023年8月24日に製造された、以下の8車種299台。
M7151 / M7171 / M7-151 / M7-171 / M7-131 / M7-132 / M7-152 / M7-172
不具合の箇所は後退灯。農耕トラクタの後退灯において、CVTトランスミッション制御システムの仕様が不適切であり、特定の後進操作(HOMEスイッチによる後進操作)時に、後進の信号が車両制御システムに送信されず後退灯が点灯しないため、保安基準に適合しない。
これまでに不具合・事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のCVTトランスミッション制御システムのソフトウェアを変更し、機種銘板の左下に白色マーキングを実施する。
使用者を把握しているため、直接訪問して通知するほか、自社ホームページにも掲載する。