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大型トラック製造現場の秘密を覗き見る：逆さまで組み立て始める理由とは？｜UDトラックス｜

公開日：2024.03.03

更新日：2024.03.03

最初は上下逆さまの状態でラインに乗り、組立工程の途中で180度回転する大型トラックのフレーム。

大型トラックの製造工程も、最初は1枚の板から始まる。

プレス工程でキャビンを構成する外板パネルを成形する。

プレス機でつくられたパーツをロボットがスポット溶接。

重ね合わせた鋼材を電極で挟み、抵抗熱で溶かして接合。

運送会社などのユーザーごとに要望が異なる。

3600以上の色から最大4色を組み合わせることができる。

キャビン組立後の洗浄は、乗用車の「ホワイトボディ」塗装前と同様の処理が行われる。

ペイントの工程も、基本的には乗用車の製造現場で見られる様子と同じだ。

逆さまにラインに載せたフレームに車軸モジュールを取り付ける。

スタッフが楽な姿勢で作業できることは高品質にも繋がるだろう。

車両下部のパーツ装着後は、ライン途中に設けられた「ターンオーバー」と呼ぶフレーム反転装置で正転させる。

乗用車の製造工程では決して見られない光景。車種に応じて正しい位置を掴むようプログラミングされている。

フレーム上部のコンポーネンツは正転してから順に取り付けられていく。

サブラインで組み立てたエンジン、トランスミッション、ラジエターなどをフレームに取り付ける。

予め内装部品等を取り付けたキャビンをシャシーに組み付けていく。

エンジン組み立てラインでも、ブロックの高さや角度を変えて作業がしやすいように配慮されている。

各部のチェックが終了すると全工程が終了する。

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