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電気装置の不具合が発覚。「アウディ」シリーズ計12車種約6,400台をリコール

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電気装置の不具合が発覚。「アウディ」シリーズ計12車種約6,400台をリコール

フォルクスワーゲングループジャパンは、アウディ A7 SB 55Tqなど12車種の電気装置に不具合があり、緊急走行モードやパワーステアリングのアシスト力が減少するおそれがあるとして、2023年2月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年7月21日~2022年6月14日に輸入された6,395台。

今回リコールの対象となるのは、2018年7月21日~2022年6月14日に輸入された、以下の12車種6,395台。

アウディ RS7 SB エアサス(3AA-F2DJPA)/ アウディ RS6 アバント(3AA-F2DJPF) / アウディ RS6 アバント エアサス(3AA-F2DJPL) / アウディ RS7 SB(3AA-F2DJPS) / アウディ S7 SB(3AA-F2DKMA) / アウディ S6(3AA-F2DKML) / アウディ A6 45Tq(3AA-F2DKNF) / アウディ A7 SB 45Tq(3AA-F2DKNS) / アウディ A6 55Tq(3AA-F2DLZF) / アウディ A7 SB 55Tq(3AA-F2DLZS) / アウディ A6 40TDIq(3CA-F2DFBF) / アウディ A7 SB 40TDIq(3CA-F2DFBS) / アウディ A6 55Tq(AAA-F2DLZF) / アウディ A7 SB 55Tq(AAA-F2DLZS)

不具合の部位は、電気装置。リヤシートに液体をこぼした場合、シート下に取り付けられているデータバス・ダイアグノシス・インターフェースにおいてショート(短絡)が発生することがある。短絡した場合、警告灯が点灯するとともに、エンジンが出力を抑える緊急走行モードに入ったり、パワーステアリングのアシスト力が減少したりするおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のデータバス・ダイアグノシス・インターフェースに保護カバーを取り付ける。短絡が認められた場合は交換を行う。使用者にはダイレクトメール・電話・電子メール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール関連情報|アウディジャパン

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