排出ガスが基準値を満たさないおそれ……トヨタ「JPN TAXI」約23,000台をリコール
トヨタは、原動機(エキゾーストマニホールド)に不具合が発覚したことを受け、2023年2月16日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2017年9月6日~2020年12月10に製造された計23,586台。
不具合の部位は、原動機(エキゾーストマニホールド)。エキゾーストマニホールドのパイプ部の強度が不足しているため、登坂路等での高負荷かつ特定のエンジン回転での走行を繰返すことにより、パイプ表面温度が過度に上昇し亀裂が生じることがある。そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は12件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のエキゾーストマニホールドおよびフロントパイプを対策品に交換する。また、使用者にはダイレクトメール等で連絡を行うという。