アイシン、安城工場を移転開設し竣工式を実施。「榎前地区工業団地」への移転による生産性・職場環境の向上を目指す
アイシンは、5月30日、安城工場を移転開設し、竣工式を実施したことを発表した。今回の移転開設は、操業60年となる安城工場の老朽化への対応と、交通・物流の面で利便性の高い「榎前地区工業団地」への移転による生産性・職場環境の向上が目的とされている。
竣工された新たな安城工場は、屋根や外壁への遮熱シートの設置による室内温度上昇抑制や、画像センサーを用いた照明制御など、新しいCO₂削減アイテムを取り入れ、カーボンニュートラル実現に貢献する工場をめざしている。
また、“人の力を最大限に引き出すオフィス”をコンセプトに、従業員の働きやすさを重視したデザインとしており、人が集まりやすいコミュニケーションエリア、ひらめきや気分の切り替えに最適なリラックスエリアなど、シーンに応じて使い分けられる環境が整備されている。
なお、従来の安城工場の跡地は、安城市が定める「三河安城駅周辺のまちづくり」の指定区域となっており、2026年10月頃に「三河安城交流拠点(アリーナ)」が設立する予定。
【施設概要】
1. 名称:株式会社アイシン 安城工場
2. 竣工:2024年5月30日
3. 所在地:愛知県安城市榎前町西林1番地1
4. 事業内容:GHP・エネファームなどのエネルギー関連機器の製造