日産がコンセプトカー「Max-Out」の実車を世界初公開
日産グローバル本社ギャラリーの「Nissan FUTURES」で展示された
日産が2シーターのEVオープンカー『Max-Out』の実車を世界初公開した。チルアウトに続く2台目の実車化となる。
2023年2月2日、日産が2シーターのコンセプトEV「Max-Out(マックスアウト)」の実車を世界初公開した。2月4日から3月1日まで日産グローバル本社ギャラリーで開催された「Nissan FUTURES」で展示が行われた。
Nissan FUTURESでは、日産が取り組んでいる電動化、自動運転、コネクティビティの3つのキーワードに基づくビジョンを紹介。
参加者との対話を通じ、持続可能な未来のモビリティを実現するためのアイデアや取り組みに関する情報共有を目的に開催された。
2台目のコンセプトカー実車化
マックスアウトは、2シーターのEVオープンカーだ。超低重心・超軽量設計と、状況に合わせて4輪の駆動力を自在に制御するe-4ORCEを採用。さらに、クルマ周囲の情報をカメラやセンサーで取得し、ドライバーに見えないものを可視化するInvisible-to-Visible(I2V)を備え、まったく新しいドライビング体験を提供するという。
エクステリアのデザインは、全個体電池とe-4ORCEのメリットを採り入れた。低重心、軽量、コンパクトが特徴だ。日産車のグリル部分には、V字形状のパターンが特徴的な「Vモーショングリル」が多く採用されているが、マックスアウトでは「デジタライズVモーション」と名付け、動きやエネルギーを表現したという。