クラシックカーのEV化が好調。今後街中を走る姿を見られるのか

東京オートサロン2023で、TOYOTA GAZOO RacingやLEXUSがAE86カローラレビンをEV化したコンセプトカーを発表した。

脱炭素社会を目指したEV化の取り組みは新車だけではない。今やクラシックカーにもその波は押し寄せている。クラシックカーを動かすエンジンとガソリンタンクを、バッテリーとモーターに換装するコンバートEVという技術だ。

かつてのデザインはそのままに、EV化されたクラシックカーが現代に蘇る。

レトロな雰囲気を残しつつ街乗りに適した走りを実現

今や最新車種では見られない灰皿などレトロな雰囲気を残しつつ、街乗りに適した走りをEV化で実現する。

かつて車内に響いていたエンジン音はなくなり、静かな車内でクラシックカーの雰囲気を楽しみながら走ることが可能だ。大容量のバッテリーを搭載すれば、航続可能距離を伸ばすこともできる。

日産リーフのバッテリーを使ったコンバートEVでは、1回の充電で約250kmの走行を可能にしており、今後さらに航続可能距離を伸ばしたEV化されたクラシックカーの登場も考えられる。