サイドエアバッグの不具合。フォルクスワーゲングループジャパン「コンチネンタルGT コンバー チブル」など131台をリコール
フォルクスワーゲングループジャパンは、コンチネンタルGT コンバー チブルなど2車種のサイドエアバッグ(ブラケット固定用リベット)の不具合により、最悪の場合、エアバッグが裂け乗員保護性能が低下するおそれがあるとして、2023年4月20日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年4月1日~2021年3月11日に輸入された131台。
今回リコールの対象となるのは、2019年4月1日~2021年3月11日に輸入されたベントレー コンチネンタルGT コンバーチブル,
コンチネンタルGT V8 コンバーチブルの2車種131台。
不具合の部位はサイドエアバッグ(ブラケット固定用リベット)。前席シートの背もたれに装着されているサイドエアバッグにおいて、当該部品のブラケットを固定するリベットの芯軸の切断部が突出しているものがある。そのため、サイドエアバッグ展開時に突出したリベット芯軸にエアバッグが接触し裂けることにより、乗員保護性能が低下するおそれがあるとのこと。
これまでに不具合は発生しておらず、事故も起きていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として全車両の該当するリベットを点検し、芯軸が突出している場合は削り取り、リベット上に指定の保護テープを貼り付ける。芯軸が突出していない場合は、指定の保護テープの貼り付けのみを行う。また、使用者には、ダイレクトメール、電話、または訪問等により通知するという。