灯火器が保安基準第42条に抵触。BRPジャパン「BRP RYKER600」など5車種656台をリコール
BRPジャパンは、BRP RYKER600など5車種の後部方向指示器(リアウインカー)の灯火器が保安基準第42条(その他の灯火等の制限)に抵触するとして、2023年5月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年2月5日~2022年7月5日に輸入された656台。
今回リコールの対象となるのは、2019年2月5日~2022年7月5日に輸入された、RYKER600、RYKER900、RYKER RALLY(2GG・2HH)、RYKER SPORTSの5車種656台。
不具合の部位は、灯火器(後部方向指示器)の設定。後部方向指示器(リアウインカー)において、後退時に連動して左右が点滅するように設定されているが、当該灯火器は保安基準第42条(その他の灯火等の制限)に抵触するという。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。国土交通省による改善指示により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、後部方向指示器を完全に消灯するように、車両の灯火器設定を日本仕様に変更する。また、使用者には、ダイレクトメール等で通知するとのこと。