EVが急速に普及し充電設備が拡充する中国。しかしその実態は?
順調に見える中国のEV市場だが
中国のEV充電設備は国策であるため台数は増え続けているが、補助金の後押しが後押しになっているのが実情だ。このまま何の問題もなく、充電インフラは整備されていくだろうか。
2022年、中国ではEV(電気自動車)を含めたNEV(新エネルギー車)の販売台数が680万台を超えた。この急激な成長にあわせて、充電設備の数も急増している。国家エネルギー局は、2022年に全国のEV充電器が520万台を超えたことを発表した。
2021年には260万台であったため、1年で倍増したことになる。内訳として、公共用は180万台、自家用充電器が340万台だった。中国のEV市場はどこまで成長するのだろうか。