シートベルトの不具合。ビー・エム・ダブリュー「BMW 218i Active Tourer」など3車種1,468台をリコール
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、後部座席の左右シートベルト組み付け工程が不適切であったため、シートベルトにたるみが発生し、本来の拘束力が発揮されないおそれがあるとして、2023年6月2日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年10月27日~2023年1月20日に製造された1,468台。
今回リコールの対象となるのは、2021年10月27日~2023年1月20日に製造された、BMW 218i Active Tourer、218d Active Tourer、X1 xDrive20iの3車種1,468台。
不具合の箇所は、座席ベルト(後席シートベルト)。後部座席の左右シートベルト組み付け工程が不適切であったため、シートベルトの一部がCピラーカバー下部に挟まっている可能性がある。そのため、挟まったシートベルトが衝突等の衝撃によって引き出されることにより、シートベルトにたるみが発生し本来の拘束力が発揮されないおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の後部座席の左右シートベルトの取り付け状態を確認し、必要に応じて修正する。また、使用者にはダイレクトメールで通知、もしくは車両に直接インカーコミュケーションメッセージを送信するほか、自社ホームページにも掲載するという。