アウディ「e-tron」の充電能力を最大150kWに引き上げる無償アップグレード提供

アウディ初の電気自動車Audi e-tron / e-tron Sportbackは、アウディの電動化戦略「Vorsprung 2030」の象徴的モデルとして、世界全体で約16万台をを販売（2022年末時点）。日本では、2020年9月にAudi e-tron Sportback1st edition（その後「55」を設定）、2021年1月にAudi e-tron 50 quattro / e-tron Sportback 50 quattroを発表。いずれも当時としては急速の50kW充電器対応モデルとして販売を開始した。

今回発表された150kW急速充電レトロフィットキットの装着により、Audi e-tron 55 quattro / e-tron Sportback 55 quattroおよびAudi e-tron Sが150kW急速充電に対応し、Audi e-tron 50が120kW急速充電に対応可能となる。

これにより、150kW急速充電器を設置する全国のe-tron店やアウディジャパンがポルシェジャパン、フォルクスワーゲンジャパンと事業展開しているPremium Charging Alliance（PCA） のサービスで利用可能な150kW急速充電器の性能をフルに活用できるようになる。さらに、公共の150kW急速充電器でも、充電時間を大幅に短縮できるようになる。

装着サービスは、順次対象モデルを拡大しながら無償で提供。対象ユーザーへの連絡はアウディe-tron店が行う。