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排水ホースの組付けが不適切。メルセデス・ベンツ「GLE400d 4MATIC」など11車種3,024台をリコール

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排水ホースの組付けが不適切。メルセデス・ベンツ「GLE400d 4MATIC」など11車種3,024台をリコール

メルセデスベンツは、エアコンのエバポレータにおいて排水ホースの組付けが不適切なため、車室内に凝縮水が漏れ出し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2023年6月22日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2019年8月26日~2021年6月22日に輸入された3,024台。

今回リコールの対象となるのは、2020年7月19日~2022年10月9日に輸入された下記の11車種3,024台。

・メルセデス・ベンツ GLE300d 4MATIC / GLE400d 4MATIC / GLE400d 4MATIC クーペ / GLE450 4MATIC / メルセデスAMG GLE53 4MATIC+ / メルセデスAMG GLE53 4MATIC+ クーペ / メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+ / メルセデスAMG GLE63S 4MATIC+ クーペ / GLS400d 4MATIC / GLS580 4MATIC / メルセデスAMG GLS63 4MATIC+

不具合の部位はエアコンの排水ホース。エアコンのエバポレータにおいて、排水ホースの組付けが不適切なため、車室内に凝縮水が漏れ出すものがある。そのため、床下が浸水して電気配線に腐食や短絡が発生し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとのこと。

これまでに不具合が2件発生しているが、事故は起きていない。ドイツ本社および市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の排水ホースの組付け状態を点検し、正しく装着されていない場合は組付けを修正するほか、凝縮水の漏れによって部品に損傷等が発生している場合は、当該部品を新品に交換する。

また、使用者にはダイレクトメールで通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。

リコール等の情報一覧|メルセデス・ベンツ

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