三菱自動車、新型コンパクトSUVをインドネシア国際オートショーで世界初公開へ

この新型コンパクトSUVは、同社のコアマーケットであるアセアン地域に投入する。

コンセプトを「Best-suited buddy for an exciting life（毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒）」とし、スタイリッシュで力強い本格的なSUVデザインながら、取り回しの良いコンパクトなボディサイズに広々とした居住空間や多彩な収納スペースなどの快適性・実用性を両立。

アセアン地域でのコンパクトSUVの使われ方を熟慮し、荒れた路面でも安心のクラストップレベルとなる222mmの最低地上高を確保。加えて、路面状況に応じて選択できるノーマル、ウェット、グラベル、マッドの4つのドライブモードを設定し、今回初採用となるウェットモードでは、激しい降雨による冠水路でもハンドルが取られにくく、不安なく走行できる。

これらのドライブモードは、前左右輪の駆動力を調整して高い操縦性を実現するアクティブヨーコントロール（AYC）、タイヤのスリップを制御するトラクションコントロール、エンジン制御、パワーステアリング制御を統合制御することで、さまざまな路面状況に対応できる。

初搭載となるオーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」は、楽器・音響機器の開発からホールや劇場の音響設計まで手掛けるヤマハとの共同開発。リスニングルームである車両側に最適な音質向上策を施すことで、スピーカーの性能を最大限に発揮させる。走行時は、車速に応じて音量だけでなく音質自体も補正。荒れた路面でも、躍動感のある低音と輪郭のはっきりした中高音が楽しめるという。

国際オートショーでの初披露に先立ち、新型コンパクトSUVのティザー動画と、ヤマハと協業したオーディオシステム「ダイナミックサウンド」のコンセプトムービーを公開している。

新型コンパクトSUVティザー動画

「ダイナミックサウンド」コンセプトムービー（英語のみ）