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トナミ運輸ら、水素エンジンを搭載したトラックの実証走行試験を開始
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トナミ運輸、フラットフィールド、東京都市大学、北酸、早稲田大学アカデミックソリューションは6月27日、共同で実施している「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクト」において、富山県内で水素エンジンを搭載したトラックの実証走行試験を開始した。
同プロジェクトは、環境省の2021年度「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」に採択され、2021年8月から共同研究を進めてきたもの。「走行距離が長く、需要量も大きい重量車（トラック等）」の脱炭素化に向けた取り組みで、既存車両を水素エンジン車に改造し、その実用性の確保と環境性・経済性の評価を行う。
ベース車両は日野レンジャーで、車両総重量は7,990kg、想定航続距離は300km（実証走行試験で検証）、水素搭載量は40kg（70MPa）。搭載されている水素エンジンには、大同メタル工業のすべり軸受が使われている。
富山市・射水市を中心とした富山県内で実証走行試験を実施し、水素充填場所は水素ステーションとやま・とやま南水素ステーションの2カ所。トナミ運輸富山支店が実証走行事業者となる。
2026年度の販売開始を目指す。
