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フォルクスワーゲン「フライングスパー V8」など292台をリコール…乗員が負傷するおそれ

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フォルクスワーゲン「フライングスパー V8」など292台をリコール…乗員が負傷するおそれ

フォルクスワーゲングループジャパンは、後席乗員用マルチメディアシステムの組立指示が不適切なため、車両衝突時に画面が外れ、乗員が負傷するおそれがあるとして、2023年8月24日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年2月4日~2022年12月28日に輸入された292台。

今回リコールの対象となるのは、2021年2月4日~2022年12月28日に輸入された、ベントレー「フライングスパー W12」「フライングスパー V8」「フライングスパー PHEV」の3車種292台。

不具合の箇所は、後席用マルチメディアシステム(画面固定具)。後席乗員用マルチメディアシステムの脱着式画面を装着する固定具において、組立指示が不適切なため、固定具が間違って組立てられている、または一部の部品が取付けられていないものがある。そのため、当該画面を装着した時に固定が不十分となり、車両衝突時に画面が外れ、乗員が負傷するおそれがあるとのこと。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の後席用マルチメディアシステムの脱着式画面の固定具を点検し、間違って組立てられている、または一部の部品が取付けられていない場合は良品に交換する。

また、使用者にはダイレクトメールや電話、または訪問等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等関連情報|ベントレーモーターズジャパン

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