ランドローバー「レンジローバースポーツ」など967台をリコール…前照灯等が動作しない不具合
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバースポーツ」他計3車種のヘッドライトコントロールモジュールに不具合があり、前照灯・昼間走行灯・車幅灯・方向指示器が動作しないおそれがあるとして、2023年9月5日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年1月20日～2023年7月26日に輸入された967台。
今回リコールの対象となるのは、2023年1月20日～2023年7月26日に輸入された、レンジローバー、レンジローバーPHEV、レンジローバースポーツの3車種967台。
不具合の箇所は、前照灯（ヘッドライトコントロールモジュール）。前部灯火器を制御するヘッドライトコントロールモジュールにおいて、不適切なプログラムがインストールされているため、車両起動時に実行される動作確認プログラムが完了できないことがある。そのため、前照灯、昼間走行灯、車幅灯、方向指示器のスイッチを入れても動作しないおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のヘッドライトコントロールモジュールのプログラムを更新する。
使用者には電話やダイレクトメールで通知、もしくは車両に直接インカーコミュケーションメッセージを送信する。また、日整連発行の機関誌・自社ホームページにも掲載するという。
