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KGモーターズ、浜松に研究開発拠点を開設。超小型モビリティーの量産に向け

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KGモーターズ、浜松に研究開発拠点を開設。超小型モビリティーの量産に向け

KGモーターズは4月26日、オリジナル小型EV「ミニマムモビリティー」の開発を加速するため、浜松市に新しい研究開発拠点を設立した。

KGモーターズでは、原付ミニカー規格で、1人乗りセンターポジションのオリジナル小型EVを開発しており、プレシリーズAラウンドで新たに調達した3.8億円を活用して全体的な採用を強化する方針を進めている。

今回設立した浜松拠点では、車体開発エンジニアや品質保証などの分野での優秀な技術者を積極的に採用していく。そのほか、ソフトウェアエンジニアや事業開発、コーポレート関連の職種については、リモートワークを利用して全国からの採用を進める。

浜松市は特に自動車産業において豊富な技術者と先進の開発技術が集積している地域であり、2025年の量産販売開始を目指し必要とされる開発スピードを確保するため、KGモーターズはこの地を新たな研究開発拠点として選んだ。ここから、ミニマムモビリティーの開発を加速し、優秀な開発人材を地元から積極的に獲得することを目指す。

KGモーターズで開発中のミニマムモビリティー

今後は、2025年9月に量産工場ラインオフを目指し、初年度は300台を生産する予定。浜松拠点は量産試作車の開発を行う主要な拠点としての役割を担う。一方で、最終的な量産は広島に新設予定の工場で実施する予定としており、浜松と広島の2拠点を連携させることで、効率的な生産体制と高品質の製品供給を目指す。

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