ランドローバー「レンジローバー」2台をリコール…シートが固定されず、乗員負傷のおそれ
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー」の2列目の左側シートフレームに溶接不良のラッチが装着されているものがあり、シートが固定されず、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるとして、2023年8月1日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年8月5日~2022年10月3日に輸入された2台。
不具合の箇所は、シートフレーム。2列目の左側シートフレームにおいて、作業管理が不適切なため、溶接不良のラッチが装着されているものがある。そのため、シートが正しく固定されない場合があり、衝突時等の急減速が発生するとシートが前方に倒れ、最悪の場合、乗員が負傷するおそれがあるという。
改善措置として、全車両の当該シートのラッチ機構を点検し、必要に応じて当該シートフレームを交換する。