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ボッシュ、動画認識ソフトウエアをスタンドアローン製品として提供

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ボッシュ、動画認識ソフトウエアをスタンドアローン製品として提供

ボッシュは8月24日、車両周囲の動画認識ソフトウエアをスタンドアローンの製品として提供開始したことを発表した。

今回提供を開始した製品は、さまざまなSoC(システムオンチップ)で使用できる、モジュラー式かつハードウエアに依存しないソフトウエアパッケージ。これにより、自動車メーカーはハードウエアを問わず、柔軟に動画認識機能を搭載できるようになるという。

車両の周囲のカメラベースの認識ができる動画認識ソフトウエアは、自動運転のSAEレベル0~4において、運転支援や自動運転、自動駐車を実現するための基盤となる。同社のカメラヘッドなどの複数のセンサーから取り込まれた画像データは、ソフトウエアで処理され、自動ブレーキ、アダプティブ クルーズ コントロール(ACC)、アクティブ レーン チェンジ、駐車支援、自動運転などの機能に活用される。

同社は、今後はハードウエアを交換せず、スマートフォンのアプリのように車両に機能がダウンロードされるようになると見込んでおり、車載電子システムの中でも運転支援システムの開発ではソフトウエアが重要な要素になりつつあると考えている。こうした変化を踏まえ、同社は運転支援、自動運転および自動駐車の製品ポートフォリオを拡大。将来的には、ハードウエアとソフトウエアのコンポーネントも、それぞれ個別に販売される見込み。

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