ドウカティジャパン「パニガーレ V2」233台をリコール…衝突の危険性
ドウカティジャパンは、灯火装置のコントロールプログラムに不具合があるため保安基準第32条(前照灯の基準)を満たさず、最悪の場合、衝突の危険性があるとして、2023年9月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年11月25日~2023年7月18日の間に輸入された233台。
不具合の箇所は、灯火装置(昼間走行灯)。灯火装置において、前照灯の自動点灯(オートライト)機能のコントロールプログラムに不具合があるため、自動点灯機能を有効にした場合の夜間走行時に前照灯が消え、昼間走行灯に切り替わる場合がある。その結果、保安基準第32条(前照灯の基準)を満たすことが出来なくなり、最悪の場合、衝突の危険性がある。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両に対し、不具合を解消するためのインストルメントパネルのソフトアップデートを行う。
使用者にはダイレクトメールで通知するほか、日整連発行の機関紙に掲載する。改善実施済車には、フレームヘッド左側に外-3677のステッカーを貼付する。