マクラーレン オートモーティブ アジア「マクラーレン 600LT クーペ」など170台をリコール…火災発生のおそれ
マクラーレン オートモーティブ アジアは、冷却水ホース接続部の設計に不具合があり、最悪の場合、火災が発生するおそれがあるとして、2023年9月27日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年10月31日~2020年2月26日に製造された170台。
今回リコールの対象となるのは、2018年10月31日~2020年2月26日に製造された、マクラーレン 600LT クーペ、マクラーレン 600LT スパイダーの1車種170台。
不具合の箇所は、冷却水ホース。エンジンとラジエーター間の冷却水ホース接続部の設計が不適切であるため、高負荷運転時(サーキット走行など)に接続部から冷却水が漏れる可能性がある。最悪の場合、冷却水がエンジン高温部分にかかり、火災になる可能性があるとのこと。
これまでに不具合が3件発生しているが、事故は起こっていない。本国メーカーからの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の対象ホースを対策品に交換する。使用車にはダイレクトメール等で通知し、改善実施済車には、運転者席側ドア開口部のドアロックストライカー付近に「外-3663」のステッカーを貼付する。