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マツダ、用品バックカメラ約57,000個を自主改善…バックカメラ映像に乱れ

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マツダ、用品バックカメラ約57,000個を自主改善…バックカメラ映像に乱れ

マツダは、アクセラ(ハッチバック車)の後付け用品として販売したバックカメラ「BHN9-67RC0」の映像が乱れることがあるとして、2023年7月14日、国土交通省に自主改善の実施を届け出た。対象数は、2013年11月~2020年12月に出荷された約57,000個。

自主改善の対象となる部品は、2013年11月~2020年12月に出荷されたバックカメラ「BHN9-67RC0」約57,000個。

後付け用品として販売したバックカメラにおいて、電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがある。そのため、そのまま使用を続けると接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加。最悪の場合、バックカメラの映像が乱れて車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとのこと。

改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619823.pdf)
改善箇所説明図(出典:国土交通省 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001619823.pdf)

これまでに不具合が36件発生しているが、事故は起きていない。改善措置として、バックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定する。映像に乱れが認められない場合は、電気配線をシール材で固定する。なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始するという。

また、自社ホームページに自主改善情報を掲載し、使用者に向けて周知する。

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