NEWS
日産「アリア」5,024台をリコール…電気装置に不具合、走行不能のおそれ
公開日：
更新日：
日産自動車は、「アリア」の駆動モータの異常判定プログラムに不具合があり、不要な異常判定が行われ、走行不能となるおそれがあるとして、2023年9月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコールの対象となるのは、2021年12月17日～2023年4月3日に製造された5,024台。
不具合の箇所は、電気装置（インバータ）。駆動モータを制御しているインバータにおいて、駆動モータの異常判定プログラムが不適切なため、駆動モータの不要な異常判定を行うことがある。そのため、コンビネーションメータにEVシステム警告メッセージを表示するとともに、駆動モータ出力を停止させることで、走行できなくなるおそれがある。
これまでに不具合が44件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のインバータの制御プログラムを修正する。
また、使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌や自社ホームページにも掲載するという。
