開く
NEWS

ステランティスジャパン「ジープ グランドチェロキーL」など264台をリコール…操舵不能のおそれ

公開日:
更新日:
ステランティスジャパン「ジープ グランドチェロキーL」など264台をリコール…操舵不能のおそれ

ステランティスジャパンは、ジープ「グランドチェロキーL」など計2車種のかじ取り装置に不具合があり、ステアリングシャフトが外れて操舵不能になるおそれがあるとして、2023年9月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年10月22日~2023年5月21日に輸入された264台。

今回リコールの対象となるのは、2021年10月22日~2023年5月21日に輸入された、ジープ グランドチェロキー、ジープ グランドチェロキーLの2車種264台。

不具合の発生箇所は、かじ取り装置(ステアリングシャフトとステアリングギヤボックスの接続部)。かじ取り装置の製造管理が不適切なため、ステアリングシャフトがギヤボックス接続部の所定位置まで挿入されない状態で組み立てられたものがある。そのため、接続部の固定が不十分で、そのままの状態で使用を続けるとステアリングシャフトが外れて、操舵不能になるおそれがあるとのこと。

これまでに不具合が2件発生、事故は起こっていない。本国からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のステアリングシャフトとステアリングギヤボックスの接続部を点検し、不適切な場合は、ステアリングシャフト接続に関わる部品を交換する。

使用者にはダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。

リコール関連情報|ステランティスジャパン

PICK UP