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西新宿エリアで自動運転バスを運行、埼玉工業大学が車両提供

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西新宿エリアで自動運転バスを運行、埼玉工業大学が車両提供

東京都は9月22日、自動運転技術を活用したまちづくり推進の一環で、西新宿エリアの営業バス路線で自動運転バスを運行すると発表した。期間は10月2日から13日まで(5日・10日は運休)。

運行ルートは、現在の営業バス路線と同じ、新宿駅西口(地下)~都庁第一本庁舎~都庁第二本庁舎~新宿駅西口を回る都庁循環(CH01)。ただし、都議会議事堂前には停車しない。

車両は、埼玉工業大学の自動運転技術開発センターが開発した、全長9mの「日野レインボー2」をベースとした自動運転バス。運行事業は京王バスが担当し、周囲の交通流を阻害しない程度の最高速度50km/h程度の速度、自動運転レベル2で走行する。着席定員は18人。

運行には東海理化も参加し、走行中の位置計測を行う。同社は、自動運転バス車両外に取り付けた複数台のカメラの映像を合成処理し、映像品質を維持したまま低遅延で伝送できる遠隔監視システムを提供。カメラで撮影した映像に画像認識技術を施し、車両から周辺路側・車線等の区画線間の距離計測をすることで、自動運転バスの走行位置を検出する。

遠隔監視システム用の一部カメラを共用した位置検出(右側面:2台、左側面:2台)
遠隔監視システム用の一部カメラを共用した位置検出(右側面:2台、左側面:2台)

乗車希望者は、事前にウェブでの利用者登録と乗車予約が必要。運賃は無料。

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