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トヨタ紡織、トヨタ新型「センチュリー」にリヤシートなど内装部品が採用

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トヨタ紡織、トヨタ新型「センチュリー」にリヤシートなど内装部品が採用

トヨタ紡織は9月21日、フルリクライニング可能なリヤシートや内装部品が、トヨタ自動車の新型SUVモデル「センチュリー」に採用されたと発表した。

今回採用された装備は、同社が開発したリヤシート、シート加飾、LEDカラーイルミネーション、回転格納式テーブル。

リヤシートは、最大77度(社内測定値)のフルリクライニングが可能で、助手席とリヤシートを前方にスライドさせることで空間を創出。リフレッシュ機能やシートヒーター、シート内部に装備されたファンが背もたれと座面から空気を吸い込むことで蒸れを防止するシートベンチレーションなども搭載している。

シートとドアトリムの装飾には、着物などの柄に光沢や奥行きを持たせるために用いられてきた伝統的な刺繍技法「菅縫い(すがぬい)」に着想を得た刺繍柄を採用。同刺繍は、トヨタで初めて採用される。

パノラマルーフやドアサイドには、緩やかな曲線のLEDカラーイルミネーションを施し、上質な空間を目指した。

後席中央のアームレスト内には、回転格納方式の大型テーブルを装備。縦に回転するため、テーブルを出したままでも乗り降りできるようになっている。

新型センチュリーは2023年中の発売を予定している。価格は2,500万円。

トヨタ センチュリー|トヨタ自動車

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