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ネクスコ東日本ら、ポール型LED誘導灯を活⽤した交通誘導システムの実証実験を開始

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ネクスコ東日本ら、ポール型LED誘導灯を活⽤した交通誘導システムの実証実験を開始

NEXCO(ネクスコ)東日本北海道支社は9月19日、ネクスコ東日本イノベーション&コミュニケーションズ、365ブンノイチ、non-classic(ノンクラシック)と「デザインや光を活⽤した交通誘導にかかる共同開発」を行い、10月6日から道央自動車道(道央道)苫小牧西インターチェンジ(IC)で試行を開始すると発表した。

これまで高速道路通行止め時にはIC周辺に設置している情報板等により通行止め情報をドライバーに知らせていたが、誤ってICへ進入してしまう事象が発生していた。

今回の運用は、通行止めに気づかずICに進入したドライバーに対し、料金所手前のロータリー形式の転回場(ラウンドアバウト)を活用し、新たに共同開発・設置したポール型LED誘導灯により視覚誘導を行い、転回場でのUターンを促すことで、高速道路へ進入せずに退出してもらうことを目的としている。

同開発では、ノンクラシックの光のデザインを中心とした技術ノウハウを応⽤。

まず、転回場の外周にポール型LED誘導灯を設置することで、ドライバーの目線から転回場の奥⾏きと全体像を視覚的に理解できるようにする。誘導灯は、IC通行止めの間は昼夜限らず点灯し、日中でも認識できるよう光を調整する。

LEDポール型誘導灯設置イメージ
LEDポール型誘導灯設置イメージ

「光が移動する⽅向=回転する⽅向」と認識する⼈間の認知科学を応⽤することで、⽂字だけだと分かりづらかった回転の⽅向を視覚的に提⽰。日本語を母国語としないドライバーにも進行方向を伝えることができるノンバーバルデザインをベースに、全てのドライバーへ転回場へのスムーズな誘導を促す。

苫⼩牧⻄インターチェンジ全景
苫⼩牧⻄インターチェンジ全景

今後は、季節や天候に応じて効果的な光の明滅速度、⾊味、動きを検討し、利⽤者に対してのヒアリングを⾏い、ポール型LED誘導灯の運用の検証を行う。あわせて、デザインや光を活⽤することで、これまで⽂字情報だけで伝えていた交通誘導情報をより直感的に理解を促すための開発を⾏っていく予定。

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