スバル「WRX」など955台をリコール…リヤスポイラーが脱落するおそれ
スバルテクニカインターナショナルは、リヤスポイラーの締結ボルトの長さが不適切なため、最悪の場合、脱落するおそれがあるとして、2023年10月12日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2012年1月23日~2017年6月14日に製造された955台と、ドライカーボンリヤスポイラーを部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両の一部。
今回リコールの対象となるのは、以下の通り。
1.2012年1月23日~2017年6月14日に製造された3車種955台
・スバル インプレッサ
・スバル BRZ
・スバル WRX
2.ドライカーボンリヤスポイラーを部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できた3車種656台
・スバル インプレッサ
・スバル BRZ
・スバル WRX
3.ドライカーボンリヤスポイラーを部品として出荷し、組付けられた可能性がある車両が特定できないもの777個
不具合の発生箇所は、車体(リヤスポイラー)。リヤスポイラーにおいて、締結ボルトの長さが不適切なため、使用過程で車体取付けステーに固定されているブラケットとリヤスポイラーを締結している取付けボルトが緩み、最悪の場合スポイラーが脱落するおそれがあるとのこと。
これまでに不具合が1件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のブラケットとリヤスポイラーを締結している取付けボルトを対策品に交換する。対象のドライカーボンリヤスポイラー部品が組付けられた車両にも、同様の改善を実施する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載するという。