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日野自動車「日野デュトロ」など8,297台をリコール…走行不能やエンジン始動不能になるおそれ

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日野自動車「日野デュトロ」など8,297台をリコール…走行不能やエンジン始動不能になるおそれ

日野自動車は、「日野デュトロ」など7車種の機械式自動変速機制御コンピュータに不具合があり、走行不能やエンジン始動不能になるおそれがあるとして、2023年10月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2011年7月2日~2023年1月17日に製造された8,279台。

今回リコールの対象となるのは、2011年7月2日~2023年1月17日に製造された以下の7車種8,279台。

・日野 日野デュトロ
・トヨタ ダイナ 200
・トヨタ ダイナ 300
・トヨタ ダイナ 400
・トヨタ トヨエース G25
・トヨタ トヨエース G35
・トヨタ トヨエース G45

不具合の発生箇所は、動力伝達装置(機械式自動変速機制御コンピュータ)。小型ハイブリッドトラックの機械式自動変速機制御コンピュータにおいて、自動クラッチ作動用モータの制御プログラムおよびモータ交換時期の設定が不適切なため、モータが寿命に近い状態の場合、以下の状態になるという。

1.モータチェックに時間がかかり、異常と誤検知してクラッチ作動を停止し、警告灯が点灯するとともに走行不能となるおそれがある。
2.ギヤを入れて駐車した場合、始動時にクラッチが切れず、エンジン始動不能となるおそれがある。

これまでに不具合は1の事象で5件、2の事象で18件の計23件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の制御プログラムを対策プログラムに書き換える。また、当該制御プログラム書き換え後に、モータを交換警報が表示したものから新品に交換する(1回限り)。使用者にはダイレクトメール等で通知するとともに、日整連発行の機関誌・自社ホームページに掲載する。

リコール情報|日野自動車

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