メルセデス・ベンツ「E220d」など2台をリコール…エンストし、走行不能に至るおそれ
メルセデス・ベンツは、「E220d」など2車種のカムシャフトタイミングチェーンに不具合があり、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあるとして、2023年9月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコールの対象となるのは、2016年9月23日~2017年1月17日に輸入された2台。
今回リコールの対象となるのは、2016年9月23日~2017年1月17日に輸入された、メルセデス・ベンツ E220d、メルセデス・ベンツ E220ステーションワゴンの2車種2台。
不具合の箇所は、原動機(カムシャフトタイミングチェーン)。エンジンのカムシャフトタイミングチェーンにおいて、設計が不適切なため、アイドルでの使用が長い等、特定の使用環境下において耐久性が不足している。そのため、使用過程で摩耗が進み破断してエンジンストールが発生し、走行不能に至るおそれがあるとのこと。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のカムシャフトタイミングチェーンを対策品に交換する。
使用者にはダイレクトメールで通知し、自社ホームページにも掲載する。