フォロフライ、商用EV「F1 VAN」を大阪ガスオートサービスに納入
フォロフライは10月5日、大阪ガスの100%子会社である大阪ガスオートサービスが同社の電気自動車(EV)「F1 VAN」を導入したと発表した。
フォロフライと大阪ガスは2023年1月に資本業務提携を開始。リース事業などのモビリティ関連サービスを提供する大阪ガスオートサービスが、フォロフライの商用EVのリース販売や、リース車両として使用した同EVの車載蓄電池を定置用蓄電池(※1)としてリユース活用するなどの活動を通して、持続可能なサプライチェーンの構築を目指す計画を進めている。
今回の導入では、車載蓄電池データを取得・分析し、大阪ガスの100%子会社であるKRIのリチウムイオン電池の寿命を予測する技術を組み合わせ、車載蓄電池を系統用蓄電池(※2)としてリユース活用する方法を検討する。大阪ガスオートサービスは、車両特性や整備に関するノウハウにより、リースや車両メンテナンスサービスの品質向上を目指す。
※1:住宅や商業施設、病院、工場などの建物に設置され、電気料金の削減や、停電時のバックアップ電源としての利用を主な目的とする蓄電池
※2:電力系統の電力が余った時には蓄電し、不足した時には放電すること等で系統を安定化することを目的に送電網に直接つなぐ蓄電池